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京都の仏像を鑑賞する

6世紀に仏教が日本に伝来して以来、仏教の広がりとともに国内でも仏像が造られるようになりました。とりわけ8世紀の終わりの平安遷都(794年)以来、京都には沢山の仏像が安置され、各お寺では様々な仏像に出会うことができます。仏像は元来信仰の対象でしたが、現在では貴重な美術品としても鑑賞されています。このコーナーでは、京都のお寺に安置されている国宝や重要文化財の仏像の中から一部をピックアップし、その特徴や由来を解説しています。

洛中エリア

お寺 仏像 種別 制作年代
東寺 不動明王坐像 明王 平安時代前期(839)
兜跋毘沙門天立像 中国・唐代
三十三間堂 千手観音坐像 菩薩 鎌倉時代(1254)
風神像・雷神像 鎌倉時代
千本ゑんま堂 閻魔王坐像 室町時代

洛東エリア

お寺 仏像 種別 制作年代
六波羅蜜寺 空也上人立像 その他 鎌倉時代前期
永観堂 阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀) 如来 平安時代末期

洛西エリア

お寺 仏像 種別 制作年代
仁和寺 阿弥陀如来座像 如来 平安時代前期(888)
清涼寺 釈迦如来立像 如来 中国・北宋時代(985)
二尊院 釈迦如来立像・阿弥陀如来立像 如来 鎌倉時代
広隆寺 弥勒菩薩半跏像 菩薩 飛鳥時代(7世紀)

洛北エリア

お寺 仏像 種別 制作年代
神護寺 薬師如来立像 如来 平安時代前期
鞍馬寺 毘沙門天立像 平安時代後期
三千院 阿弥陀三尊像 如来 平安時代後期(1148)

洛南エリア

お寺 仏像 種別 制作年代
泉涌寺 楊貴妃観音像 菩薩 中国・南宗時代
醍醐寺 薬師如来坐像 如来 平安時代前期(913)
平等院 阿弥陀如来坐像 如来 平安時代(1053)