壬生葉とぶりの煮もの
京野菜の壬生菜はビタミンCがほうれん草の約1.4倍も含まれています。ビタミンCは美容だけでなく、風邪の予防、骨を丈夫にする効果、肝臓の解毒にも役立つといわれています。
1800年代に水菜の自然交配でできたといわれる壬生菜は、新撰組で知られる京都の壬生寺付近で多く栽培されていました。葉が細く、ヘラのような形をしているのが特徴です。また漬物にした壬生菜漬は、京漬物の中でも人気の逸品です。
冬が旬のブリは「寒ブリ」と呼ばれ、天然物はアミノ酸によって形成されるうま味成分が多く含まれています。
12月のレシピ一覧
材 料
- 壬生菜/3束
- ブリ/4切
- だし/3カップ
- 薄口しょうゆ/大さじ2
- 酒/大さじ4
- 塩/少々
作り方
- ぶりに塩をふりかけ、2時間程度置いておく。
- 壬生菜は、5cm程度の幅にカットする。
- 鍋に分量のだしと1のぶりを入れ煮る。
- 沸騰してきたら分量の薄口しょうゆ、酒、塩を加える。
- 4に2の壬生菜を加え、壬生菜は軽く煮える程度で取り出す。
- 壬生菜とぶりを皿に盛って出来上がり。