枯山水庭園
枯山水庭園
広々とした白砂の中に石が配され、おおらかでのびのびとした枯山水庭園である。もともとは、蹴鞠のための庭であったと伝えられている。秋になると、赤く染 まる紅葉と白砂とのコントラストが特に美しく、また白砂の上に落ちる散紅葉も美しい。同様に桜の時期も美しい。さらに後ろに見える山々の景色との調和にも スケール感がある。
(紅葉の時期と新緑の時期には、もうひとつ見所がある。「滝の間」では、黒光りする床に写る「床紅葉(ゆかもみじ)」「床緑(ゆかみどり)」を鑑賞することができる。特に太陽が高く上がる正午頃には最も美しさを堪能できる。 )
池泉回遊式庭園(奥の書院と客殿との間)
庭のカエデは新緑の時期、紅葉の時期とも、それぞれに色鮮やかである。その他にも様々な草花が四季それぞれに庭を彩る。
また書院奥の庭池には、澄んだ水辺にしか生息せず、保護地区意外では極めて少なくなったモリアオガエルが生息している。
住所 | 京都市左京区岩倉上蔵町121 |
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交通 | 叡山電鉄 岩倉下車 徒歩約17分 京都バス 岩倉実相院下車徒歩すぐ |