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京都の庭園を鑑賞する

瑞峰院

独坐庭

▲独坐庭(どくざてい)

独坐庭1 独坐庭2 茶庭 閑眠庭 キリシタン灯篭

庭園

方丈を中心として、独坐庭・茶庭・閑眠庭の3つの庭からなっている。いずれも重森三玲の作庭によるもので、昭和36年(1961年)に、開祖である大満国師の400年遠忌に作庭された。

独坐庭(どくざてい)

大刈込と巨石で蓬莱山と半島を表現し、白砂の波紋で小島に打ち寄せる荒波を表現している。百丈禅師(中国・唐時代の禅僧)が述べた「独坐大雄峰」という禅語から銘名している。

茶庭

作庭当初は一木一草を用いず、青石を一面に敷きつめ、中央近くに立手水鉢を設けた斬新な茶庭であったが、近年、改築されて、松や苔の植栽に飛び石という落ち着きのある典型的な茶庭となった。

閑眠庭(かんみんてい)

キリシタン大名・大友宗麟に因んだコンセプトを持つ枯山水庭園。庭の東側にあるキリシタン灯篭を背にする位地から庭を鑑賞すると、7個の石組みが十字架を形作っている。「閑眠高臥して青山に対す」という禅語から銘名している。

住所 京都市北区紫野大徳寺町81 大徳寺山内
交通 市バス 大徳寺前 徒歩2分

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