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京都の庭園を鑑賞する

圓徳院

圓徳院・北庭
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圓徳院・北庭

北庭は、ねねが秀吉と過ごした伏見城の化粧御殿の前庭を移築したものである。それは賢庭作で後に小堀遠州が手を加えたものであるが、桃山時代の代表的庭園のひとつとして、現在でも当時の原型をほぼ留めている。
池泉回遊式であるが、枯山水である。庭の東北部に山と滝を表現した石組を構成し、その左右の二等辺三角形状のエリアの中に、数グループの石組みを配置する ことで、蓬莱石組を形成している。また、数個の見事な巨石を橋として配置している。全体にたくさんの大きな石が力強くふんだんに配置され、桃山時代らしい 豪快さがある。
紅葉の季節の夜間ライトアップでは、闇の中から豪快な石組みと真っ赤な紅葉が浮かび上がる。

住所 京都市東山区下河原町530
交通 市バス東山安井5分

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