祇園祭のハイライトは何といっても山鉾巡行です。7月17日の 山鉾巡行の持つ本来の意味は、疫病をもたらす疫神を鎮めるために、鉾や山を作り、町中を回ったものが始まりと考えられています。また疫神を鎮めるものとして鉦・笛・太鼓で囃しました。これがコンチキチンお囃しです。
朝の9時に32基の山鉾が四条烏丸で会し、先頭の長刀鉾の稚児が道路に張られたしめ縄を切り落して巡行の出発をつげます。
各鉾は、水引、前掛、胴掛、見送りなど豪華絢爛の懸装品で飾られ、鉦・笛・太鼓そして祇園拍子の調べにのせられて巡行コースにおもむきます。