白川今出川の交差点から少し東へ進むと哲学の道の北・西側の起点にやってきます。
立て看板には銀閣寺(徒歩8分)、大文字登山口(徒歩10分)と、あります。
"哲学の道"は春には桜に覆われる絶好の散策道、夏は直射日光をさえぎり、横を流れるせせらぎと共に清涼感を与えます。初夏には螢の姿もみられます。
哲学者の西田幾多郎らが好んだことから、"思索の小径"と呼ばれていたのが、いつしか"哲学の道"と呼ばれるようになりました。
"哲学の道"の横を流れるせせらぎは、琵琶湖疏水からの流れ。南禅寺境内を通り、その後、暗礁を経て、若王子神社あたりで再び表面に現われ、"哲学の道"の横を流れています。
また、立て看板に出会いました。 せせらぎに沿って南に進めば本格的に哲学の道が続きますが、銀閣寺及び大文字山へは直進します。
銀閣寺の参道へ直進すると、途端に観光の方々で賑わっています。
さらに直進。銀閣寺の門まではもう少し。
銀閣寺の門までやってきました。修学旅行生も多く訪れます。 大文字山へはこの門の手前を左折します。
左折するとまったく人けが少なくなりました。
左へ進むと大文字山への入口を示す看板に出会いました。
石碑には、行者の森(大文字山参道)と、なっています。道は険しそう!!
しばらくは、小川に沿ったゆるやかな道を進みます。 前方に行者かとおもいきや、子供の遠足の集団がやってきます。
銀閣寺の門から約5分ぐらいのところで、わき水にも出会います。
さらに進んで行くと、急に険しく細い道になってきました。
急な登りの山道は続きます。
約25分、かなり汗が出てきましたが、ここで石段に出会いました。ここまで来ると、山腹の"大"の字までは、もう少しらしいのですが。
まだ石段は続きます。いったいどこまで続くんでしょう。
明るい日差しが見えます。石段も終わりのようです。
石段をのぼりきると、パッと京都の風景が目の前に広がります。銀閣寺の門前から約30分の行程で、晴々とした眺めを手に入れることが出来ました。
自らが立っている山腹の地面に目をやるとこれが、"大"の字の中心です。
1画目が横80メートル、2画目が左斜めに160メートル、3画目が右斜めに120メートルです。ここは、その3本が交わる中心となる"金尾"です。