仏像(平等院・阿弥陀如来坐像)の特徴 平安時代中期に藤原道長・頼通に重用された大仏師・定朝の作であると確証がある唯一の仏像である。定朝は優美な和様彫刻の大成者であり、寄木造の完成者で あるが、この像は完成した寄木造の最古の実例である。阿弥陀如来の表情はやさしく穏やかであり、定朝の作風の特徴を伝えている。後背には頭部と体から放た れた光を表わした二重円光(にじゅうえんこう)の周りを音楽を奏でる飛天(ひてん)が舞っている。 |
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安置場所 | 平等院・鳳凰堂 |
指定 | 国宝 |
制作年代 | 平安時代(1053) |
像高 | 283.9センチ |
材質 | 木造 |
住所 | 宇治市宇治蓮華116 |
交通 | JR 宇治駅 徒歩10分 京阪電鉄 宇治駅 徒歩10分 |