仁和4年(888)、字多天皇により完成され、御室御所の名がある。大きな仁王門を通り境内にはいるとその広大さに目を奪われる。
仁和寺御殿、金堂、御影堂、五重塔なとが整然と配置されている。
ここ仁和寺の桜は、「御室桜」といわれ丈の低いことで有名である。
霊宝館には多くの寺宝を収蔵し、本尊阿弥陀如来像、孔雀明王像などの国宝が含まれている。
この御室にゆかりの文人・芸術家としては、仁和寺の前に窯を開いた野々村仁清がいる。彼の名は仁和寺から貰っているとのこと。また尾形光琳もこの門前に住んでいた時期がある。