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タイプ別・京都のご利益さんめぐり

釘抜地蔵

釘抜地蔵

本尊の地蔵菩薩は、さまざまな苦しみを技きとる。

平安時代の819年に弘法大師によって開創され、正式名を石像寺という。
室町時代、両手がとても痛んだ大商人が、本尊の苦抜地蔵(くぬきじぞう)にお参りして願掛けしたところ、「前世で人を恨み人形の両手に釘を打って呪った報 いである。私が神通力をもって釘を抜き取った。」と夢の中でお告げがあった。夢からさめてみると、両手の痛みが治っていた。
以来、さまざまな苦しみを技きとるという苦抜地蔵は、釘抜地蔵(くぎぬきじぞう)と呼ばれるようになった。
住所 京都市上京区千本通上立売上る花車町503
交通 市バス 千本上立売 徒歩2分