多くの歌人に詠われた観月の勝地
“名月や池をめぐりて夜もすがら”は俳人芭蕉の有名な句でこの句はここで彼が詠んだものといわれ、その句碑がここにある。 古来からこの広沢の池は観月の勝地として多くの歌人に詠われた。周囲約1キロ、水をたたえた水面に遍照寺山の影がおちる様子が美しい、また春は手前の桜並木とともに風情がある。また、周辺は歴史的風土保存地区に属し、古い嵯峨野のおもかげが残っているだけでなく広沢古墳群なども眺望できる。
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