大覚寺の公開型収蔵庫であり、重要文化財多数
大覚寺霊宝館は、昭和43年に造られた公開型収蔵庫である。平成19年には増改築・耐震補強をし、平成22年には施設名を「収蔵庫」から「霊宝館」とした。 内部には重要文化財が多く、桃山時代の狩野山楽筆「牡丹図」「松鷹図」の襖絵、江戸時代の渡辺始興筆「野兎図」、平安時代後期の仏師・明円作「五大明王像(大覚寺本尊)」などが常時安置されている。春と秋には「嵯峨御所特別名宝展」を開催している。