京都入門名刹を訪ねて

三十三間堂のポイント3

1.本堂の柱の間の数は33

三十三間堂の本堂は、全長118メートルと木造建築物としては日本一の長さを誇っています。この本堂の内陣の正面の柱間が、33あることから通称三十三間堂と呼ばれています。正式名は蓮華王院といいます。

本堂

2.千手観音坐像を中心に1001体の千手観音像が並ぶ

本堂には鎌倉時代の仏師・湛慶作の千手観音坐像を中心として、合計1001体の千手観音像が並んでいます。それぞれの観音像の表情は一体づつ異なったものとなっています。

千手観音像

3.成人の日の通し矢でも有名

江戸時代、三十三間堂で盛んに通し矢が行われましたが、現代では、成人の日に9時から16時まで内陣が解放され、新成人が袴姿で弓を射る通し矢が行われます。

通し矢