1.もとは足利義満が築いた別荘 足利義満が造った別荘・北山殿を義満の死後、その子・義持が夢窓疎石を開山として禅寺にしたのが金閣寺です。この金閣寺に象徴される文化を北山文化と言います。この絢爛豪華な金閣寺に使われている金箔の量は20キログラムにもなります。 |
2.各時代の様式を折衷 金閣は一層・二層・三層で、建築様式が違います。一層が寝殿造、二層が武家造、三層が唐様式仏間であり、平安時代からの伝統的な寝殿造と、この時代に大陸から入ってきた禅宗文化を折衷したものとなっています。 |
3.もとは義満の盆栽、陸舟の松 足利義満が自分の手で植えたと伝えられている『陸舟(りくしゅう)の松』は、樹齢約600年の古木であり、京都三松のひとつに数えられています。 |