1.もとは足利義満が築いた山荘 室町時代の8代将軍足利義政が自らの山荘・東山殿を造営したのが銀閣寺の前身となります。義政の遺書によって義政の死後、寺院となりました。この銀閣寺は、わびさびが感じられる東山文化の象徴的存在です。 |
2.四畳半茶室のルーツ 阿弥陀如来を祀る東求堂の部屋のひとつである同仁斎は、最古の書院造りであり、四畳半茶室のルーツです。 |
3.向月台と銀沙灘 庭園には、白砂で作られた向月台と銀沙灘があります。向月台は、足利義政が月を鑑賞するために造った円錐形の高さ1.8メートルのもので、ここに映し出された月を銀閣の中から鑑賞しました。また、銀沙灘のストライプ模様が、月明かりを反射させて、庭全体を照らす役割を果たしました。 |