1.現世に極楽浄土をあらわした庭園 平等院は藤原頼道が、父の道長の別荘地を寺院に改めたものです。その庭園は現世に極楽浄土を表したものであり、池に美しい阿弥陀堂(鳳凰堂)が映し出される様子は正に極楽浄土を表現しています。 |
2.藤原時代の貴族が建立した現存する唯一の建物 1053年、藤原頼通が建立した阿弥陀堂(鳳凰堂)は、平安時代初期の華やかな藤原期の貴族が建立した現存する唯一の建物として貴重です。阿弥陀堂の屋根に鳳凰を乗せているため鳳凰堂と呼ばれています。2012年から2014年にかけて、屋根の葺き替えや柱などの塗り直し修理が行われ、創建当時の美しさを見せています。 |
3.平等院ミュージアム鳳翔館 平等院ミュージアム鳳翔館では、平等院に伝わる平安時代の美術品を数多く観ることができます。鳳凰堂の屋根の鳳凰も、本物は平等院ミュージアム鳳翔館に展示されています。(現在、鳳凰堂の屋根に乗せられているものはレブリカです。) |