庭と建築の総合芸術と評される
桂離宮の敷地面積は約56000平方メートル、庭と建築の総合芸術と評される。中央に心字池があり、その周りに書院など七つの茶亭を配した回遊式庭園である。 松琴亭、賞花亭、笑意軒などの茶亭、さらに別荘建築の古書院、中書院、新御殿。内部の襖絵なども見ごたえがある。 桂離宮の起こりは、元和6年(1620)頃から35年の歳月をかけ完成された八条宮家の別 荘で、その以前から貴族の遊びの地であった。
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