足利義満が築いた山荘・北山殿を寺にした
▲金閣舎利殿
まさに豪華絢爛の金閣寺は、応永4年(1397)、足利義満が築いた山荘北山殿を義満の死後、義持が禅寺にしたもの。 金閣は3層の桜閣で、初層が藤原期の寝殿造、第2層が鎌倉期の武家造、第3層が唐様式仏間と各時代の様式を独創的に折衷させている。 最初の金閣は、昭和25年、同寺の一僧の放火により全焼した。昭和30年に復元され、62年には金箔の張直しも行われている。 金閣の前にある鏡湖池を中心とした池泉回遊式庭園は、衣笠山を借景した名園としても知られる。義満は造園にあたり、希代の見物といわれた名木、名石を諸大名から集めさせたということである。
▼池泉回遊式庭園
▼陸舟(りくしゅう)の松
▼茶室・夕佳亭(せっかてい)
▼不動堂
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