京都・東山を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産や町並みなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により演出しています。
期間中には、これら施設の夜間特別拝観も実施されます。夕暮れからの観光やデートに、春一番の京都をお楽しみ下さい。
青蓮院(しょうれんいん)
京都五ケ室門跡の一つで皇室との関わりが深い。本尊は光そのものであり、ライトアップにより歴史を感じさせる楠、幻想的な幾種もの庭園、諸堂は、まさに佛国土をおもわせる神秘的な世界です。
知恩院(ちおんいん)
東山三十六峰に聳える国宝三門と友禅苑がライトアップされ、特別公開の友禅苑は、江戸初期加賀に生まれた宮崎友禅斎生誕300年を記念し庭園内に銅像を建て、その遺功を顕彰して出来ました。友禅苑から眺める三門は、華麗で優雅な世界を照らし出しています。友禅苑には、お茶席準備。
八坂神社(やさかじんじゃ)
全国に三千社以上ある祇園社の総本社。“祇園さん”と呼ばれ広く信仰を集める。西楼門のライトアップに加え、境内108の灯籠に灯りがともります。昼間に特別拝観できる本殿は、祇園造という特殊な建築様式で重要文化財。
法観寺(ほうかんじ)
東山のシンボル「八坂の塔」をライトアップ。崇峻天皇2年(589)観音菩薩の夢告により聖徳太子が創建したと伝えられる。現在の塔は永享12年(1440)室町幕府第六代将軍足利義教公により再建。内部に飛鳥時代の礎石を遺す。
清水寺(きよみずでら)
西国三十三カ所霊場の第十六番札所。“清水の舞台”で余りにも有名。国宝本堂をはじめとする堂塔伽藍の建築美が浮かび上がり、市街の夜景が一望できます。
花灯路文人回廊
(はなとうろうぶんじんかいろう)
青蓮院北側のあおくすの庭内を会場として、京都東山ゆかりの芸術家10名の作品と歩みをパネル展示。
円山公園(まるやまこうえん)
現代いけばな展
円山公園を会場にして、京都いけばな協会の協力による前期展・後期展合わせて16作品の壮大な華の競演が繰り広げられます。
大学のまち京都・伝統の灯り展
円山公園を会場にして、「伝統の灯り」をテーマに、京都の5芸術系大学の学生によるユニークな作品の数々を展示します。 京都市立芸術大学・京都嵯峨芸術大学・京都造形芸術大学・成安造形大学・大阪成蹊大学
竹灯り・幽玄の川
期間中、円山公園内を流れる吉水の小川のせせらぎ一面を約500本の青竹の灯籠で満たし、幻想的な情景を醸し出します。
ねねの道
石塀小路(いしべえこうじ)
二年坂・三年坂