鶴亀の庭
寛永7年(1630)、小堀遠州によって作庭された。 桃山時代の風格を備えた江戸時代初期の枯山水庭園であり、そこには豪快さがある。 白砂は、海洋を表現し同時に宝船を象徴している。中央の長方形の大きな平面石は東照宮の遥拝石であり、その右が鶴島、左が亀島である。また、鶴島と亀島の間には群仙島を表現する石を点在させている。背景のダイナミックな大刈込みは深山幽谷であり幾重にも折り重なる山々を表現している。
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