京都を舞台とした文学

宮本武蔵(みやもとむさし)

作者 吉川英治
年代 1935年の8月23日から1939年7月11日まで、朝日新聞に連載

あらすじとゆかりの場所

関ヶ原の戦いで西軍に就き敗れた新免武蔵(しんめんたけぞう)は、再び剣の道に生きる志を立て、宮本武蔵(みやもとむさし)と名乗り武者修行の旅に出る。
幾多の武芸者に出会い成長していく宮本武蔵の姿を描いた大衆小説であるが、京都では、慶長九年、京都一乗寺下り松での吉岡一門との決闘が特に知られる。
またそれに先立って、武蔵と吉岡伝七郎が決闘しているが、吉川英治の『宮本武蔵』では、三十三間堂(蓮華王院)の裏南側にあたる長い縁側が設定されている。(実際の決闘場所は京都洛外とのみ伝えられている。)

三十三間堂の写真
史跡名 三十三間堂(蓮華王院)
住所 京都市東山区三十三間堂廻町657
交通 市バス 博物館三十三間堂前すぐ

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