あらすじとゆかりの場所
昭和40年代半ばの京都。大学の新入生「僕」は友人の清家忠昭の紹介で、太秦の撮影所でアルバイトをすることになった。 ある日、清家は撮影現場で絶世の美女と出会い、恋に落ちる。しかし彼女は戦前の活動写真に出演した大部屋女優・伏見夕霞の幽霊であった。 京大近辺や太秦の撮影所などを舞台とした青春恋愛小説。