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京都入門・名刹を訪ねて

東寺のポイント3

金堂と講堂

1.羅城門の左右に築かれた東西の寺のひとつ

平安遷都の二年後、平安京の南の大門『羅城門』の左と右に京都の鎮護を願って東寺と西寺という官寺が建立されました。その後、東寺は、空海により真言密教の根本道場とされました(西寺はその後、廃れ、現在まで再建されていません)。現在では、東寺は密教美術の宝庫と言われ、宝物館には一万5,000点以上もの国宝・重要文化財が収められています。
不動明王像

2.密教の教えを『立体曼荼羅』として表現

講堂の中には、大日如来像を中心に21体の仏像が配置されています。大日如来を中心とした密教の教えを絵図にしたものが曼荼羅(図)ですが、東寺の講堂の中に於いて、大日如来を中心に配置された21体の仏像は、密教の教えを立体的な曼荼羅つまり『立体曼荼羅』として表現したものです。
兜跋毘沙門天像

3.羅城門の楼上に置かれていた兜跋毘沙門天像

現在、東寺の宝物館に安置されている兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)は、平安京の南の大門である羅城門の楼上に置かれていた像であると考えられています。平安末期には羅城門は倒壊し、その時に、兜跋毘沙門天立像は東寺に移されたと推測されます。