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幻の京都探訪

西寺跡

西寺跡

▲史跡西寺跡の石碑

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西寺とは

平安京遷都の二年後(796)平安京への入口である羅城門の東西に『東寺』と『西寺』という2つの官寺(国立の寺院)が建立されました。『西寺』の寺域は東西約250メートル・南北約510メートルあり金堂・講堂を中心として、南大門・中門・五重塔などの伽藍が偉容を誇っていました。『東寺』は空海が823年に嵯峨天皇から賜り真言密教の根本道場として栄えましたが、いっぽう『西寺』は早い時期に衰退し、1233年に五重塔が焼失した後は、再興されることはありませんでした。

西寺跡について

西寺児童公園には史跡西寺跡の説明看板が立っています。また公園の中央の盛り上がった土塁は講堂の跡で、大正10年に史跡に指定された際の石碑が立っていて、その礎石も確認することができます。

住所 京都市南区唐橋西寺町 唐橋西寺公園
交通 市バス 西寺前 徒歩3分

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