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幻の京都探訪

羅城門跡

羅城門跡

▲『羅城門遺址』の石碑

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羅城門(らじょうもん)とは

羅城門は、794年に遷都された平安京の真ん中を南北に通ったメインストリート・朱雀大路の南の端の大門であり平安京の正門でした。「羅城」とは都の城壁のことであり、唐の長安に倣ったものです。羅城門の大きさは左右33メートル、奥行8メートルで二重閣瓦屋根造でした。816年の大風で倒壊した時には再建されましたが、980年の暴風雨で損傷してからは修理されることはなくこの付近も荒廃していきました。

羅城門跡について

現在この地は児童公園となり『羅城門遺址』の石碑が建てられています。また、東寺の宝物館に安置されている兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)は、羅城門の楼上に置かれていた像でであると考えられています。春と秋に公開される東寺・宝物館で、この兜跋毘沙門天立像を鑑賞することができます。

住所 南区唐橋羅城門町花園児童公園内
交通 市バス「羅城門」下車すぐ

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