随心院のすぐ横にあり、築300年以上経つ武家屋敷を改装したそば処。
麺類は出汁で決まるという店主の信念から、自家製の出汁造りには特に力を入れている。それぞれ別の産地から仕入れた節5種(かつお、さば、めじか、うるめ、本枯)を毎朝削る。昆布はこだわりの北海道利尻産。これらからとった自慢の出汁は絶品である。また、そば粉は北海道幌加内のそば粉と、滋賀竜王のそば粉を独自にブレンド、季節によって粉の配合を変化させるこだわりよう。
おすすめは「天ざる」。そばと出汁の組み合わせが絶品である。てんぷらはえびと野菜となる。
その他、天丼、かつ丼などの丼ものもある。
店内のBGMには常時ブルースが流れている。著名なブルースギタリスト・故塩次伸二氏はこの店の常連客であった。
セルフサービス方式及び中学生未満は入れないという点もこのお店の特徴。落ちついた大人の蕎麦処である。