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方広寺
鐘に「国家安康・君臣豊楽」と刻んだことが家康の怒りをかった
所在地:京都市東山区大和大路通七条上ル茶屋町527-2
交通アクセス:市バス博物館三十三間堂前から徒歩5分 TEL:075-561-1720
創建は、 豊臣秀吉の発願で天正14(1586)に建てらたもの。 創建当時は東大寺の大仏を凌ぐ高さ19メートルの大仏があったことから、当時の京都の人には大仏殿の名で親しまれていた。 慶長元年(1596)の大地震の後、秀頼と淀君によって再建されたが、そのときに鋳造された鐘に「国家安康・君臣豊楽」と刻んだことが、徳川家康の怒りを買い、その後、豊臣家は滅亡の道を辿った。その鐘は今も現存しており、境内の鐘楼に下げられている(写 真)。
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