菅原道真をまつる神社で、全国の天神信仰の総社。道真は、学者の家に生まれ、文章博士となり醍醐帝のとき右大臣に昇格する。学界出身の道真の異例の出世に対する反感と藤原氏の他氏排斥から、道真は、九州太宰府に配流される。903年道真は配所で死ぬが、都の疫病流行に当たり道真の怨霊をおそれ北野天神として崇めるようになった。道真の命日にあたる2月25日には梅花祭があり、上七軒の芸妓舞妓による野点が行われる。
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