四条河原町を中心に繁華街が拡がるが、この四条通りの東端に八坂神社がある。
全国に3000ある祇園社の根本神社であり、朱塗りの楼門(西の楼門)は四条通 りの鴨川辺りからも遠望でき、古都らしい情緒を醸し出している。
この付近一帯を祇園と呼ぶとともに八坂神社のことを祇園さんと名づけ親しんでいる。
日本三代祭りの一つ祇園祭はこの社の祭りとして市民的規模の祭りがとり行われる。
おけら参りも有名である。火縄におけら火をつけてもらい、その持ち帰った火でお雑煮を炊くという京都の古い風習として残っている。
八坂神社内には、末社のひとつとして美御前社(うつくしごぜんしゃ)がある。美の神として、舞妓さんや芸妓さんももお参りする社である。