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足利家と禅宗文化を訪ねて

銀閣寺

銀閣寺

室町幕府8代将軍・足利義政が、山荘として造営

銀閣寺の歴史は、8代将軍足利義政が、祖父である足利義満の金閣に倣って建てた山荘・東山殿に始まります。義政の死後、遺言により禅寺となりました。銀閣寺の正式名称は慈照寺といいます。なかでも観音殿(銀閣)は二層からなり下は心空殿と呼ばれ書院造り、上は潮音間と呼ばれており禅宗デザインとなっています。
東求堂

ここから東山文化が誕生

境内にある国宝・東求堂の一室である同仁斎は、4畳半茶室のルーツと言われ、後の時代の茶の湯文化にも影響を与えています。
東山に造られた足利義政の東山殿を中心とした文化を足利義満の北山文化と対比して、東山文化と呼びます。ここから、茶の湯や、立夏、水墨画、庭づくりなどが発達しました。
住所 京都市左京区銀閣寺町2
交通 市バス銀閣寺前から徒歩5分

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