足利尊氏が夢窓疎石に帰依して以来、禅宗のなかでもとりわけ臨済宗は足利将軍家の保護を得ました。三代将軍足利義満は、1386年に相国寺を創建した後、五山十刹の制を整え、京都五山(天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)と鎌倉五山を分割し、南禅寺を別格として五山の上に置きました。金閣寺や銀閣寺も相国寺の塔頭寺院となります。
室町幕府初代将軍・足利尊氏が建立した臨斉宗の寺
住所/京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
交通/京福電鉄嵐山
足利家の菩提寺
住所/京都府京都市北区等持院北町63
交通/京福電車等持院徒歩7分